昔ながらの古民家、大きな梁に漆喰の白い壁、
入口の格子からは柔らかな光が射し、
広めの土間にはしーんと静かな空気が漂っている。
履物を脱ぐと目に入ってくるのは、自在鍵に掛けられた鉄瓶の下で
チリチリと火が燃える囲炉裏、それを囲む団欒の間。
「おかえり」という声が今にも聞こえてきそうな風景。
そんな懐かしさや趣をそのまま大切に包み込む母屋。
ここが旅の目的地、自分の中のふるさと。
ずっとそこで暮らしてきたように、素直な自分を取りもどす場所。
湯に浸かる。宿に着いたらまずはこれ。
浴衣に着替えてひたひたと石の畳を歩いていく。
格子の扉をカラカラと開けて板間へ上がりこむ。
桧の湯船からゆらゆらと上がる湯気に誘われ、
静かに内湯に浸かってみる。
「はぁ〜〜」と言いながら湯に体をあずけると
「内湯もまんざらではないね」と思った。
気持ちいい露天風呂は当たり前、でも、気持ちいい内湯は
なかなか巡り合えない・・・。
旅籠かやうさぎ サイトはコチラ


